C1400L
シャッタースピード挑戦シリーズ
「其の2」


今回も露出の話しなので
数値がバンバン出てきます。
「絞り」「シャッタースピード」の関係は面白いので
是非、身につけてください。

シャッタースピード挑戦シリーズ「其の1」は
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注意
C1400Lは明るい環境では自動的に絞りを絞る為、F5.6になります。
ただしこれはズーム倍率によって変化し、もっとも望遠寄りにした場合、
レンズの明るさはF7.8と暗くなります
よって以下の実験ではズームした時、しない時で計測を行っている為、
2つの絞り値が出てくると言う訳です
絞り優先機能は付いていませんから、
実際明るい場面でもっとも明るいレンズ値の選択はF5.6のみです



まず、前回同様マニュアルカメラのSP−Fにて測光
最初はEV16

EV16の露出値
F5.6では1/2000s
F7.8では1/1000s


結果は以下の通り
露出値1段低いシャッタースピードになりました

1/743s
F5.6


36mm(1.0x)

1/454s
F7.8


110mm(3.1x)



次はEV18

EV18の露出値
F5.6では1/8000s
F7.8では1/4000s

結果的には今回の最高速「1/2558」を記録
しかし、実際の露出値から計算したスピードからはかけはなれ、
1.5段低い値に留まりました

1/2558s
F5.6


36mm(1.0x)

1/1294s
F7.8


110mm(3.1x)



EV19

EV19の露出値
F5.6では1/16000s

ここまで明るい環境を作ったのですが、
結果は全然伸びません

1/1477s
F5.6


36mm(1.0x)


と、今回最高速は出ましたが、
最低でも1/4000秒には持っていきたいですね。
本当に1/10000sなんてでるんかいなぁ
それにしても半端なシャッタースピードですな


98/05/22
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