デジタル顕微鏡の製作!

「とりあえず作ってみました」編


昨年だったか、その前だったかかなり前になるのですが、
「QuickCAM」って言う一種の「画像取り込み装置」を買ったんですよ、、
これ、その形から
「目玉おやじ」って呼ばれてたものです
(以下目玉おやじと記す)
外国の製品で、誠和システムズってところが輸入販売してましたが、
その会社潰れまして、その頃に在庫の放出があって巷に出回ってました
なので今も後継機種が出てるのか売ってるのかは、わたしゃ知りません
モノクロ版しカラー版があり、私が手に入れたモノクロ版で
今回は「デジタル顕微鏡」を作ってみました


これが「目玉おやじ」なのだ
パラレルポートに接続し、電源はPS/2ポートから分配して使う優れものなのだ
なのでデジカメ登場以前はこれをノートパソコンに接続し、
画像を取り込むレポートが当時の雑誌にいっぱい載ってました
ちなみに動画も音声も取り込めるんですよね、これ、、


「目玉おやじ」のレンズ部
人間の目みたいですね

ここにマイクロスコープを取り付けます



あっピンボケしちゃった、、
上側に置いているのがマイクロスコープ
小さな物を30倍に拡大する道具なのだ!


で、このマイクロスコープの接眼部を
目玉おやじのレンズ部に取り付けます

どうやって付けるのか、、それは、、
うぎゃ〜
いつもの事なのですが「セロハンテープ」で取り付け!
汚らしいけどこれが実に便利なのである
なんとも凄い格好!

これが即席の

デジタル顕微鏡


ささ、これを使って撮ってみよう!


B5版のアサヒカメラの本です
目玉おやじがモノクロ版なので、
モノクロページを利用します

赤丸で示している部分を撮影!


DC−3で撮影

デジタル顕微鏡で撮影

DC−3は1センチマクロ撮影が出来ます
この画像はもっとも近寄って撮影した画像を
リサイズせずに切り取った物です

思った以上に接写出来てます
印刷物の網点も見て取れますね
こちらが今回作ったデジタル顕微鏡の物
DC−3とほとんど同じ倍率だった
実はこの目玉おやじ、
解像度がDC−3の1/4しか無いのである
解像度が同じならもっと大きく撮れます
それと、マイクロスコープに直結しているため、
真ん中の丸い窓からしか見れません


他にも撮って見ました
印刷物の写真ってすべて網の点で出来てます
知ってますか?

なんだか分かるかな?

これは10円玉の「昭和」の「昭」の字
反対向きになってます


この企画、次回も続けます
出来れば640*480の解像度のデジカメで使いたいね

99/02/16
デジタルカメラ大実験へ