S30は安いし入門機として最適なんですが、一方で、機能面では同クラスの中ではピカイチの性能を持ち合わせている優れものなのです。デジ研としては一押しなカメラであって、デジ研メンバーがこれまでもたくさんとレポートをいれてくれています(ニュース&レポートのS30の部を参照ください)。ここでは、テレコン(望遠効果をもたらすコンバーターレンズ)を使った応用撮影をしてみましょう。 ぴっぴさんの「これは使えるかにゃ?」にもテレコン他の装着レポートがあります。 まずは、装着方法と効果です。 私が利用したのはオリンパス用C2000Zoom、C2020Zoom用の物です。なのでコンバージョンレンズアダプター(左)も付属していますが、S30には使いません。レイノックスのテレコンはほとんどどれも同じ物で、コンバージョンレンズアダプターやアタッチメントを駆使してデジカメに装着しています。 よって、手元にレイノックス製の物があれば、そのまま取り付ける事は多分可能です。S30用として発売されているかは不明です。 これがレイノックスのテレコンの裏側。 37mm径のネジ溝が付いているデジカメならば装着可能。 S30のレンズ前には37mm径のネジ込みがあるので、簡単に装着できる。 実際に撮影してみましょう。 どのテレコンとデジカメの組み合わせでもそうですが、ワイド側ではこの様にテレコンの影が入る「ケラレ」が発生します。なので、テレコンは「テレ端」でのみ使います。 |
光学3倍ズームのみ |
光学3倍ズーム テレコン装着 |
まあ、望遠としての効果は有りますが、レンズ周囲の色収差や画質の劣化が激しいです。よって、使い道は限られますが、私の場合は「打ち上げ花火」に使ってみようと思っています。 |
光学3倍ズーム デジタル2倍 |
光学3倍ズーム デジタル2倍 テレコン装着 |
デジタルズームにすると周囲のケラレや極端な収差もなくなります。よって、デジタルズームの併用がオススメな使い方でしょう。私の場合はデジタルズームは使いたくないので、次回はテレコンを付けて打ち上げ花火を撮影するレポートをします。 |