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Tokina AT-X150
デジ眼に装着編

なんか久しぶりのレポートです。
色々と忙しくってね、、。

Tokina製の超望遠ズームレンズを手に入れました。

AT-X150
150-500mm F5.6


と言うレンズで、皆さんもほとんど馴染みが無いと思います。
私も全く知らなくってネットで探してみましたが、ほとんどヒットしません。
どうやら航空機などを撮影する人が使う超望遠のズームのようです。

しかーし、 Tokina だからと言ってあなどってはなりませぬ!
このレンズ、定価で18万円、前玉のプロテクター(なんと95mm径!)も合わせると20万円近くするレンズで、今も売られているようです。 それも超低分散ガラスSDレンズを採用して二次スペクトルを抑えた結構真面目なレンズだったりします。

但し、マニュアルフォーカスレンズ。

私の手に入れた AT-X150 は絞りのノッチが故障しており引っかかり無く絞りリングが動いてしまうため格安、びっくりするくらいに安い値段で手に入れられました。1万円で数枚お釣りが来ます。マイナーレンズの恩恵。絞りは開放で F5.6 と明るく、それでもこれ以上絞ると被写体ブレが激しくなるので、絞りは開放固定で使うものとしており、絞りリングの故障も全く関係有りません。
でね、このレンズ、OMマウントなのです。
そう、何時もの如く OM-EOS マウントアダプタを使ってキヤノンのデジ眼に装着する塩梅になります。マニュアルレンズですから、どのマウントであれカメラは正常に作動し、露出補正を多少掛けてやるクセを頭に入れておけば問題なく使えます。更に、OM-EOSマウントアダプタ(近代製)には絞りを開放固定(レンズの絞り込みボタンで実絞り)モード?が付いている為、先ほど書いたレンズの絞りリング故障も何のその、常に開放は維持できます。


Tokina製 AT-X150  なんと20万円近い高級品なのだ。

それにしても思いぞ!
2キロ超えてます。
手持ちは無理です。
それに上の写真見れば分かりますが、まるばバズーカ砲。 デカイです。


落ち葉を撮って前後のボケ味をチェック!



上記画像の手前の部分を問う倍で切り出し。
やはりズーム特有の二線ボケ。
これは仕方ないね。

解像力は有ります。
ボケ味はズーム特有の二線ボケが現れますが、これは仕方ないでしょう。下に参考画像をいくつか貼り付けて置きますが、ロシア製レフレックスレンズ(500mm F8)の1枚も比較のために貼っており、それに比べてコントラストはハッキリ出ているようです。

それにしても D30 や 10D では1.6倍の焦点距離になり、実に800mm! これを F5.6 の明るさでカバー出来るレンズなんてあなた、それはそれは凄いですよ。 しかーし、撮影するシーンが私には無い。 いつか北海道に行って野生のリスさんを撮る旅に行くことを夢見て、、。

以下、すべて D30 を使って撮影。


AT-X150で撮影。
勿論望遠端の500mm(800mm)。
結構まともな解像力です。
ちょっとブレっぽいのは風が吹いてて被写体が揺れてます。

オマケでロシアンレフレックスレンズ。
500mm(800mm) F8 で撮影。
リングボケ出てますね、こちらは。



いずれも望遠端で撮影してます。




この中心部に普通はリスさんなんかがいるのでしょうが、、(笑)
2003年12月5日