デジタルカメラで昆虫撮影シリーズ

てんとう虫のルンバ
第5話

「親玉は元気なのだが、、、」

まず「親玉」てんちゃんはメチャ元気でっす。
QV−10Aで撮った写真を見てねー

花に付く「アブラムシ」をうまいこと見つけるんだよねー
目がいいのかなぁ

尖った先に行くと、必ず天をつかむ様な
こんなポーズやってます


家庭用ビニールハウス内の温度は16度
結構元気に動いてます


家庭用ビニールハウスは日が昇ってから夜までは温度16度をキープしてます。
ところが、先日から「雪」が多い日が続いてまして、
特に1月13日の冷え込んだ日は12度まで下がってしまいました。
私は余り「てんとう虫」に詳しくないのですが、
百科事典で見ていると、昆虫の活動は10度を下回ると動きが鈍る様ですね。
もともと「てんとう虫」の活動は春先からの様なので、
今時期は「冬眠期」に入ってます。

ここで問題が、、
「親玉」はさすがに冬眠して冬を過ごすので、寒さには強いのですが、
「幼虫」がかなりのダメージを受けてしまった模様!

昨年の終わり頃、「てんちゃん」が新たに卵を産みました。
その卵が数日前にふ化しまして、その模様が下の写真です。

スーパー接写で、ちょっと曇った画像になってしまいました
真ん中上の方のが卵の1つです。
もうふ化する直前

左の写真と同じ卵のふ化後の写真です。
花びらの付け根にいるのが幼虫


ここの所の寒さで死んでしまった幼虫
ふ化直後の幼虫だった


前回の話の時は順調に幼虫が大きくなっている事を書きました。
それが、ここの所、幼虫の姿が見えません。
死骸も発見出来ないので、
生きているのか死んでしまったのかは不明。

やっぱり冬は辛いのかな?

撮影データ:全共通 カメラQV−10A 「マイクロスコープ式マクロレンズ」利用(一部スーパーマクロ術で撮影)


1998.1.16