C-2000ZOOM活用術


長時間露出時での絞り値の設定


長時間露出が可能なことは前回のレポートで確かめられました
その長時間露出(裏モード)時の絞り値について説明します

1秒以上のシャッタースピードにした場合、絞りは

・開放値 F2.0(ズーム時はF2.8)
・F11


2値のみ選択が可能で、
この選択はマニュアル操作で行います

以下にその方法を掲載します


絞り値のマニュアル操作の方法

例えばシャッタースピードを8秒にしたとします

被写体にカメラを向け、
シャッターボタンを
半押し
にしたまま保持すると、

絞り値」が液晶モニタに表示されます

この場合は
F2.8
と言うことです
(ズームを広角にするとF2.0になります)

そこでシャッターボタンから指を放して
OKボタン
を1回チョンと押してみます
すると、

再び「シャッターボタン」を「半押し」した際には
絞り値
F11
に変化しています

この値はOKボタンを押すたびに交互に変化します

注意点
通常8秒を超えてシャッターをバルブさせると
ノイズが画像に現れてきます
なのでなるべくバルブ時間を少なくするために
絞りは開放値で利用することをお勧めします

但し、昼間の明るいときにNDフィルターを使った
「バルブ撮影」を行うときは絞り値F11を
有効に使うと良いでしょう


99/04/09
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