C3030Zoom VS AllegrettoM70
ノイズ対決


花火の時期なので、デジカメで打ち上げ花火を撮影する機会も多くなるでしょう。会議室の方にもノイズに関する質問がありましたので、ここではオリンパスのC3030Zoomと東芝のAllegrettoM70で比較します。どちらも最新の300万画素機ですが、ノイズの出方は天と地となります。ノイズアレルギーの方は覚悟してくださいね(笑)。


基本画像

すべての撮影はこの画角で行い、画像の右上端の250x250ピクセルを切り抜いて掲載します。カメラは三脚に固定し、C3030Zoomはオートフォーカス、M70はマニュアルフォーカスで撮影。

それでは、最初はC3030Zoomからです。
オリンパス
C3030Zoom

(絞り値はF2.8固定)
1秒露光

ノイズは余り感じられず、
締まった黒で良好。
2秒露光

ノイズ発生。
なんとか我慢できる範囲か!?
4秒露光

ジャリジャリ。
耐えられません。
決して「星」を撮ってる訳ではない(爆)。
8秒露光

体に良くないです(笑)。
見なかったことにしておこう。




東芝
AllegrettoM70

(絞り値はF2.0固定)
1秒露光

すこぶる良好。
2秒露光

C3030Zとはノイズの出方が違う。
ノイズ感はここまでは、
2機種の間では同じレベル。
4秒露光

ノイズリダクションが働く。
なんと、2秒露光よりも良好。
8秒露光

更にノイズリダクションが頑張る。
メチャメチャ良好。


結果

まず、C3030Zoomは2秒まで。それを越えると目が痛いくらいのノイズ。
よって、花火撮影には向きません。
それにしてもヒドイですよ、このノイズレベルは。


AllegrettoM70
良く頑張った!
と、誉めてあげたい。
2秒露光までならC3030Zoomのノイズ感の方が良く見えますが、この先がM70の凄い所で、ノイズリダクションが働き、4秒越えると逆に奇麗になっていきます。但し、弱点はノイズリダクションがオンになっている長時間露光では、4〜8秒のインターバルが発生します。よって、続けてパチパチ撮る事は出来なくなりますが、ノイズで酷な画像を出すよりは、何倍も花火撮影に向いています。


続編
ソニーサイバーショット S30ノイズ比較
カシオ XV-3 ノイズ比較
AllefrettoM70 60秒間露光

もご参照ください。


00/08/17