C2000ZOOM活用術

オマケのテレコン活用法


「オマケ」って書いてますが、C2000ZOOMに「オマケ」でテレコンが付いてくるのではありません(笑)
「テレコン」はテレコンバージョンレンズの略称で、このコンバーターをレンズ前に装着すると、
望遠側の倍率が数倍高くなる銀塩カメラやビデオカメラ用のグッズです
デジタルカメラに装着する際はしっかり固定する必要があるので、
C2000ZOOMやC1400Lの様なレンズ部にネジ込み径がある物に限られます
「オマケ」って書いたのは、今回使った「テレコン」はC2000ZOOM用ではなくて
手持ちのビデオカメラ用だったからです
私と同じ組み合わせで持っておられる方がいれば活用して見てください
また、テレコンとはどんな物で、どんな感じに撮影出来るのかの参考としても役立つと思います


まずはテレコンバーターを装着

これがテレコンバージョンレンズ
KENKO製 x2.0倍率

今回使っているのは実は8ミリカメラ用の物。
C2000ZOOM用ではないので、そのまま取り付けることは出来ません。

手に持って使おうとするとレンズ径の関係でカメラのレンズにキズが付きますから、下記の取り付け方法以外では使用しないでください。
ステップダウンリング

レイノックスのマクロコンバーター(MSO−2000)に付属している「ステップダウンリング」です。
ステップダウンとは、レンズの径をより小さな径にするためのアダプターです。この径は特殊なので、単体で手に入るかは不明です。

ステップダウンリング + CLA−1

そのステップダウンリングにオリンパスのコンバージョンレンズアダプター(CLA−1)を取り付けます。
完成図

上記パーツをすべて取り付けて完成
さながら銀塩カメラの望遠レンズみたいでカッコイイ!



テレコンを装着した図


カメラに取り付けると結構デカイのでこのまま持ち運ぶのは危険
撮影の際に取り付けて使おう


実際の撮影例



光学3倍ズーム
105mm(35mmフィルム換算)


光学3倍ズーム+テレコン2倍
合計 光学6倍ズーム
210mm(35mmフィルム換算)
同一の被写体を三脚を使って撮ってます
C2000ZOOMの場合は105mm x 2.0倍で210mmの望遠になります
広角35mm(35mmフィルム換算)から比べるとかなりの迫力
しかも光学的に望遠していますので、画質の劣化は有りません
広角側から同じ被写体をとらえたレポートはこちらを参考にしてください



デジタルズーム(2.5倍率)

C2000ZOOMのデジタルズームを併用してみました

光学3倍ズーム+デジタルズーム

光学3倍ズーム+テレコン2倍+デジタルズーム
光学的なズーミングにプラスして、デジタルズームも使った撮影例です
デジタルズームは画質の劣化が有るのでお勧めは出来ませんが、
画質的にこだわらなければ物凄い望遠カメラに変身します



99/04/24
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