C1400L活用術

Digi−Slave
「RF−50」

失敗は成功の素!
最初の試し撮り編


まず最初に、
どうやってC1400Lと結合させるのかをまず書きましょう。

これが裏側の様子
本体の歯車の様な円形状の物がグルグルと回る。
いくら回してもこのパーツは取れない。
で、その「歯車状の物」にステップダウンリングを取り付ける。
C1400Lには49mmの物を使う。
他にも52mmと55mmのステップダウンリングが付属してくる。
これらの組み合わせで色々なバリエーションのレンズ構成が可能になり、
またC1400L以外のフィルムカメラにも取り付け可能になっている。

(追加書き込み)
オリンパスのデジタルカメラ
C1400L
C1400XL
C2000Zoom
C2020Zoom
C3030Zoom
にも取り付けが可能です。


先ほど「49mmのステップダウンリングを使う」と述べた理由がコレ。
43mm−49mmステップアップリングが別に付属してきており。
これを使ってC1400Lから49mmにアップさせ、
そこにクローズアップレンズを取り付け、
そしてRF−50本体を取り付ける事になる。

また、49mmにアップした後、市販品の
49mm−52mmステップアップリングを使用し、
52mm径のNDフィルターを取り付けた後52mmの付属のステップダウンリングを使って
RF−50を取り付ける事も可能。
ややこしいけど分かったかな?


RF-50本体にある電源スイッチ


TESTボタンを押すと
フラッシングさせる事が出来る。

充電時間は3〜5秒程度

電源はアルカリ単三を2本


実際に撮ってみる
アレレ、失敗!

(以下はC1400Lで撮影)

とりあえず撮ってみた。
HAKUBA製のクローズアップレンズ4倍率を使ってのマクロ撮影

左がRF−50を取り外してこれまで通りに撮影
フラッシュの影が出てしまっている。

右が取り付けて撮影
アララ白飛び!?
近づきすぎたのが原因。
後で詳しく述べていきますが、
減光(ND)フィルターの併用で白飛びは無くなります。

ここでは失敗のみを見ていっています。


今度は少し離れて撮影
被写体は反射の少ない色を選びました。

実はこれも失敗撮影なのです。
下半分の床にある黒い影、
半円状になっているのはRF−50本体の影です。

これは、C1400L内蔵フラッシュが、
上半分にかかってしまった為に発生。

説明書(英語)を読むと、
「C1400Lのフラッシュに黒いカバーをしろ!」
と書かれています。
完全に覆ってしまうとスレーブシステムが作動しないので
私はRF−50のコントロール部を上側にし、
C1400Lの内蔵フラッシュが直接被写体に当たらないようにして
この影を防ぐ事にしました。

実際の撮影スタイルはこちら


RF−50裏面に貼って有る露出対応表
説明書にも、
「1.2フィート(36センチ)以内で撮影するな!」
と書かれていますが、
NDフィルターとの併用で今のところ5センチ(笑)まで可能です。


リングストロボの本領発揮する画像を紹介した
「効果を発揮する撮影条件」は
ここをクリック!

98/08/17